1997年のデビュー以来揺らぐことのない結束をもって名作を生み出してきたConor Oberst率いるBright Eyesの11thアルバム。ゲストにはCat Power ("All Threes") 、The NationalのMatt Berninger ("The Time I Have Left") に加え、 NYのパンクバンドThe So So GlosのフロントマンAlex Orange Drinkが参加。今作で彼らはThe ReplacementsやFrank Blackなどバンド結成期にインスピレーションを得たアーティストへのオマージュを公言しており、バンジョー、ペダル・スティール、シンセサイザーからスクラッチ(!)まで導入する遊び心はまさに初期衝動のそれと言える。が、しかし、文学に造詣が深く、詩人としての評価も揺るぎないConor Oberstのことである、表層的には読み取れないサブテキストがふんだんに放り込まれてるはずなので熟聴しながらあれこれ調べてみるのも楽しいであろう限定Red & Orange Splatter 2LP。
Tracklist:
A1. Five Dice
A2. Bells and Whistles
A3. El Capitan
A4. Bas Jan Ader
A5. Tiny Suicides
B1. All Threes
B2. Rainbow Overpass
B3. Hate
B4. Real Feel 105°
C1. Spun Out
C2. Trains Still Run on Time
C3. The Time I Have Left
C4. Tin Soldier Boy