Radiohead, Hole, Blur, PJ Harvey, Smashing Pumpkinsら錚々たる面子と共演。1992年に『Delaware』でデビューし、シューゲイザーシーンに衝撃をもたらしたDrop Nineteensがおよそ30年ぶりに再結成して完成させた3rdアルバム。ボーカルのGreg Ackellは解散時「二度とこのシーンに戻ってくる事は無いだろう」と確信していたそうだが、「現代的なDrop Nineteensとは一体どんなものだろう?」という素朴な問いが再始動のきっかけであったという。端的に言って30年のブランクを経たバンドとは到底思えない。シューゲイザーの領域に留まりながら、バロック・ポップ、ポスト・パンク、ドリーム・ポップ、ポスト・ロックを自在に浮遊、Greg AckellとPaula Kelleyの互いを慈しむコーラスは美しいし、それを覆うメロディーは夢の様である。90年代の『Delaware』がきっちりと成熟した大人になって帰ってきてこりゃなんとも胸に迫るものがある限定クリスタルクリアヴァイナル。
Tracklist:
A1. Hard Light
A2. Scapa Flow
A3. Gal
A4. Tarantula
A5. The Price Was High
A6. Rose With Smoke
B1. A Hitch
B2. Lookout
B3. Another One Another
B4. Policeman Getting Lost
B5. T