ここ数年の〈Sub Pop〉の中でも独自の世界観を保持しつづけるLeaul Nealeの4thアルバム。彼女の最愛の友であり、デヴィッド・ボウイやブライアン・イーノも愛用していた楽器オムニコードは2nd~今作に至るまで彼女のサウンドの代名詞となり、ミニマルなエレクトロサウンドに70年代のフォークシンガーの様なボーカルが重なるローファイサイケポップは健在。「現代生活の精神的崩壊」をテーマにしたらしいこのアルバムは「逃避」として機能する事が重要だと本人も述べているので、何かに打ちのめされた時は遠慮なくこの『全く見知らぬ人』しか存在しないパラレルワールドに足を踏み入れてください。Sub Pop限定Loser Edition。
Tracklist:
1. Wild Waters
2. All Good Things Will Come to Pass
3. Down On the Freeway
4. Sleep Through the Long Night
5. Come On
6. Tell Me How to Be Here
7. New Ages
8. All Is Never Lost
9. There from Here