テキサス発。2018年頃より3枚のEPをリリース、今作がデビューアルバムとなるインディーポップ・クインテットWhy Bonnie。レーベルメイトといえば、Sun June、Good Looks、Katy Kirby、Jo Schornikowなどが挙げられるが、どのバンドも自らの産まれ故郷に根付いたユニークで親しみ易いサウンドメイカー、という意味では、Why Bonnieも確実にその流れに属しているであろう。メインソングライターのBlair HowertonはLemonheads、Sparklehorse、Sheryl Crowなどから多大な影響を受けているそうで、90年代のノスタルジーをさりげなく優雅に演出していると同時に、Big ThiefやSnail Mailとの同時代性も感じさせてくれる実に優れた嗅覚の持ち主。「何がおきても私たちはテキサスのバンド」と述べるその強固なスタンスがあるからこそ、デビューにしてこれほどまでに地に足の着いたサウンドを生み出せるのであろう限定グリーンヴァイナル。DLコード付き。
Tracklist:
A1. Sailor Mouth
A2. Galveston
A3. Nowhere, LA
A4. Hot Car
A5. Silsbee
B1. 90 In November
B2. Healthy
B3. Sharp Turn
B4. Lot's Wife
B5. Superhero
