売れている
Fontaines D.C.の新作が売れている。
当店のセールスだけの話では無く2024.09.02時点のUKチャートでもSabrina Carpenterと突如として現れたOasisのベストアルバムに挟まれている。
2019年のデビューから5年も経たうちに4枚ものアルバムをリリース、幾多のコンピレーションへの参加、そしてGrian Chattenに至ってはソロアルバム、Hindsの新作への参加などコラボレートも多数。加えてツアー、世界中のフェスへの出演など凄まじい露出である。
で何がスゴイって結局継続する体力、バンドの自己管理意識の高さであり、今後ロックバンドにも大谷や井上尚弥のようなストイックな肉体管理と明晰な頭脳をキープする為の規則正しい生活が求められているのかもしれない。そんな事考えるの自分が老いて体力無くなったからだろうけど。
Grian ChattenのソロとNick Drakeのトリビュートアルバムへの参加は『Romance』に至る非常に重要なイニシエーションだったと思うので是非チェックしてください。
売れていない
Malice K、今まで出すシングル全部よかったけどこれは当店的に年間ベスト案件。が売れていない。ウチだけだろうか。市場的に売れていないのであればこれは我が国のプロモーション不足でしょう。
DIYシーンで育ったというハードコアな外面と、一方で近づいただけでポロポロと崩れ落ちそうな内面的脆弱性のバランスはElliott SmithにもKurt CobainにもJeff Buckleyにも通じるものがある。「今夜俺はロックンロールスターだぜ~」っていうのだけがロックじゃないって彼は教えてくれる。頼むから死ぬなよ。そして是非じっくり聴いてみてください。
本日はUK便が沢山入荷してます。Fontaines D.C.も参加した話題のチャリティー盤到着。
先ほど言い忘れてましたがFontaines D.C.のキャリアに置いてもう1つ重要なのはDave Clarke, Soulwax, Orbitalらとのコラボに顕著な様に、アンダーグランド・クラブカルチャーにもしっかりアプローチしているしている点。私が言うまでも無くこんなバンド滅多にお目にかかれるものでは無い。
あとBingo Furyのデビューはマストです。7枚のフォト/リリックカードが封入。全方位においてこの男はダンディーがすぎる
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