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22.05.23
NEW VINYLを追加しました。
22.05.19
USED VINYLを追加しました。
BEST NEW ALBUM
PORRIDGE RADIO / WATERSLIDE, DIVING BOARD, LADDER TO THE SKY
デビュー・アルバム『Rice, Pasta And Other Fillers』以降着実にファンを増幅させているブライトン発Porridge Radioの3rdアルバム。冒頭"Back To The Radio"からしてフロントDana Margolinの命を削るようなボーカルはPatti Smith, FIona Appleと等しく思わず息を飲まされる。 実際、ストーリーテラー、あるいは水先案内人としてのDana Margolinを中心に構成されたアルバムである事は疑い様は無く、これには同世代のパンク/ポストパンクバンドによる無意味な比喩、言葉遊び、クールでシニカルなユーモアによって自己表現を続ける、いわば形骸化しつつあるシーンへのアンチテーゼの様にも思われる。だが一体どれだけのバンドがPorridge Radioの様に内省性を血肉化し、表現として形にする事ができるのだろうと問われれば、それはそんな容易な事では無い事くらい誰にだって判る筈である。ダイナミズムや親和性に欠けるどころか繰り返し聴くほどハマるだろうが、このアルバムの真価が決定的になるのはまだ「今」では無いかもしれない恐るべき傑作限定盤。
BEST NEW ALBUM
OVERMONO / CASH ROMANTIC
名門〈XL〉が信頼して止まないEd Russell, Tom RussellにとるエレクトロニックユニットOvermono。名物の犬ジャケシリーズはそのままコンプリート欲をくすぐるばかりだが、テクノ+UKBのハイブリッドであり必殺のリード”Gunk”を聴いた瞬間から堪らなく12インチ化を切望していたが念願叶って無事入荷。「今作では子供の頃に録音した古いテープ、あと両親の古いレコードなんかを引っ張り出してマッシュアップしてみたんだ。」語る2人だが、ドランベース、ノイズ、アンビエントとかつてなく多様な楽曲群で構成されている理由はそこにあったのである。ノスタルジックなサンプリング音々と現在クラヴシーンのトップを走るOvermonoのセンスがミックスされた今作はDJツール以上の意味をもつのである私即Buyの5トラック。
BEST NEW ALBUM
THE STROPPIES / LEVITY
White WallsのRory Heane、そしてBoomgates、The Twerpsで活動するAngus Lord、そしてSteph Hughesに代わり新メンバーZoe Monkが加入したオージー・インディースーパーグループ=The Stroppiesの2ndアルバム。Paul Wellerが彼等をいたく気に入ってツアーサポートに抜擢された事も話題となったが、それはバンドにとって困難な時期における大きな救済であったという。一時は活動休止、解散の可能性も無きにしも非ずだったそうだがそんな空気は微塵も感じさせない、90sのUSアンダーグラウンド、ブリティッシュ・パンクにThge Velvet UndergroundからYo La tengoへと脈々と継がれるアート・ロック。影響を受けたアーティストへの愛を臆せず表したがしかしThe Stroppiesのポップで親しみ易い側面は決して失われていない金色の10トラック。クリア+ブラックヴァイナルの2バージョンにて入荷。
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