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PORCHLIGHT / WIVES TALES & HYMNS OF THE EARTH
何度も言ってますが"Shhrrp"を初めて聴いた刹那ショックすぎてバンドにDMしました。このEPが手元に到着するまで何度夢にみたか判りません。5万字くらいのキャプション書く気でしたが、既にロンドンで彼等のLiveを観た同志の熱量におされてキャプションを委託しました(私のんは別途Blogでも書かせていただきます)
「イギリス、ブライトンのStupid Noisy Band=Porchlight待望のデビューEP。 RATMやTurnstileを思わせる"From Moday"から"Shhrrp"までの5曲19分に加え、ヴィナルオンリーのEPタイトル曲まで収録。 ポストパンクを基調にしながらオルタナティブ、クラウトロックを感じさせられる曲群は今のイギリスではあまりないタイプといえる。 今作に収録されている今年度私的ベストトラックの1つであろう"Shhrrp"は「誰も知らない、車内からどれだけ大きな音が聴こえるかは」という変革、希望を示唆、扇動する歌詞から始まる。曲が展開されるにつれ、サムのたたみかけるボーカルにギター、ドラム、ホーンが呼応し織りなすハーモニーは言葉にならぬほど美しく尊く、「Still」と歌い放った後の余韻まで完璧。皆さんレコードで聴いて貴方だけの大きな音を手に入れてください。」
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ENJI / ULAAN
モンゴル出身、現在はドイツを拠点に活動するジャズ、フォークシンガーEnkhjargal ErkhembayarことEnji。スーパーロングセラーとなっている『URSGAL』に続く3rdアルバム。ブラジルのドラマー、マリア・ポルトガルとクラリネット奏者、ジョアナ・ケイロスがバンドに参加し、ジャズ、フォーク、モンゴルの伝統音楽をミックス。という所まではEnji印というか、デビューから一貫した彼女のトレードマークだが、野心的なアレンジと極限まで突き詰められたミニマリズム、なのにこんなにエモーショナルに響くのはEnjiのボーカルスキル、アーティストシップ、ストーリーテリングが更に高みに達したからに他ならない。今最も神聖な「音楽体験」を及ぼしてくれる彼女の事をジョニー・グリーンウッドが狙っている筈だと想像して止まない180g重量盤の限定レッドカラーヴァイナル。
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LAUREL HALO / ATLAS
Pitchforkにて8.1のハイスコア、〈Hyperdub〉から名作をリリースし続けてきたプロデューサーLaurel Haloが自信のレーベル〈Awe〉からリリースするの5thアルバム。「潜在意識のためのロードトリップ・ミュージック 」と自称する今作はまさにその言葉通りで、「アンビエントのテンプレート」のその更に先にまで潜在する事で、果てしない無重力感と恍惚感を与えてくれる、まさに現世の幽界の狭間にありそうなThe Caretakerも驚きの無二のサウンド・テクスチャー。これまでの彼女の作品とは明らかに一線を画すものではあるが、モダン・ミニマリズムの新たな指標になるであろうと同時に、Brian Eno, Steve Reichら、アンビエントの巨匠の名作群同様に後世にまで語り継がれていくに違いない。これは圧縮された情報(データ)で聴くのは時間の無駄です、アナログ一択。
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