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SQUID / COWARDS
ブライトンの5人組Squidによる3rdアルバム。1st~2ndに続きDan Carey、John McEntireが参加、プロデューサーにはマーキュリー賞を受賞した最強のエンジニアMarta Salogni (Björk, Depeche Mode, Sampha)と、Haim, Sports Team, black midiなどを手掛けてきたGrace Banksを起用。サウスロンドンのシーンの中でもSquidは最もクレバーなバンドの1つだと思っており、今作ではカンタベリー、コズミック、クラウトロックを導入しつつ、「シームレスに進化する」という命題を毎作完璧に全うしている。何より、聴く度に印象が変わるであろう楽曲の捉え所の無い面白さは、バンドの可能性を信じた名だたるプロデューサー/エンジニアの賜物であろう。「最も不安定で、最もエキサイティングなバンド」とはSquidにとって最高の形容ではないだろうか。"Blood on the Boulders"がヤバすぎるので爆音で聴いてください国内限定帯付きカラーヴァイナル。
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RIP SWIRL / PERFECTLY BLUE
My Bloody Valentine、Dinosaur Jr.、Boards Of Canadaから90年代のスケーターカルチャーから影響を受けたというドイツ・ベルリンのプロデューサーRIP Swirlの2ndアルバムが引き続き〈Public Possesion〉からリリース。フィーチャリングには既にブレイク済のSSW=Winter & Tanukichan, そして〈4AD〉の40周年記念盤にも参加したアイルランドのシンガーMaria Somerville、更にTornado WallaceとのコラボA.S.O.で話題となったAlias Errorなど人選も見事。こんなに美しくオルタナもシューゲイザーもエレクトロニクスも等しく共存させ、さらに名画のサウンドトラックの様なシームレスな世界観を宿すなんてセンスの塊としか言いようが無い。
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JESHI / AIRBAG WOKE ME UP
The Streets, Dizzee Rascalから影響を受け、2016年頃よりグライムアーティストとしてキャリアをスタートさせたロンドンのラッパーJeshiの2ndアルバム。デビュー作では2ステップやUKドリルを軸にした作品だったが、今作がカバーしているエリアは広大で、モダン・ヒップホップ、ダブ、トラップ、ブレイクビーツ、インダストリアルなど、流石一筋縄ではいかないBecause出らしいユニークなアルバムに。”DISCONNECT!"、"DISASTER"、"BAD PARTS ARE MY FAVOURITE"、"SCUMBAG"などインパクト絶大なバンガーも盛沢山でこれは私即Buyです。
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