2025 MUSIC
YEAR END LIST
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Saturday, April 11th
・MONTAGE
Saturday, April 18th
・Record Store Day
BEST NEW ALBUM
MY NEW BAND BELIEVE / S.T.
ex black midiのベーシスト・Cameron PictonがMy New Band Believeとしてソロ活動を始動。先行して公開された"Numerology (One Night)"が局地的に沸きまくった事は記憶に新しく、またThe Velvet UndergroundのセルフタイトルアルバムをオマージュしたA写にも思わずニンマリしてしまった。肝心の"Numerology (One Night)"は本編では無く付属のボーナスディスクに収録されており、45rpmの高音質/圧かつインストも収録でこれがDJ的には嬉し過ぎるフォーマット。アルバムのプロデュースはCameron Picton自身と、carolineのメンバーが担当しており、戦友Geordie Greepの、ある種カオティックなソロとは非なる、牧歌的なカンタベリー・フォーク、プログレ作に仕上がっており興味深い。某記事によると、当初Van Dyke Parksにアルバムの編曲を依頼していたそうで(予算オーバーで断念)、なるほどCameron Pictonのヴィジョン/ディレクションは当初から明確で、自分がどこに着地したいのかを的確に把握している事が判る。black midiの元メンバーMorgan Simpsonの近年の活躍にもいえる事だが、つくづくblack midiは才人が揃いすぎて延命不可能なモンスターバンドだったのだと再確認させられる弩傑作、日本限定帯付きOxblood Vinyl
BEST NEW ALBUM
UPSUMMY & VALENTINA MAGALETTI / SEISMO
電子音楽界の鬼才Upsammyと、昨年〈AD 93〉からアルバムをリリース、TOMAGAの一翼としても知られる英国で最も多忙なドラマーValentinaMagalettiによる夢のコラボが実現。奇しくもSquarepusherの新作と同日リリースなのはただの偶然だが、否が応にも90年代のSuarepusherを彷彿せずにはいられない。とりわけ"Superimposed"が圧巻で、高度な技術と綿密な研究の理論値から生み出される、静と動、エネルギーの相反は新たな音楽がここに生まれる事への喜びに満ち溢れているように思える。ジャンルを問わず、音楽に時代精神を求めている人こそ、この未知に飛び込んで欲しい、近年稀に見る至高のコラボレーション作。