| Label : | DOMINO |
|---|---|
| Format : | LP |
| Country : | GBR |
| Cat No : | WIGLP455XBR |
| Disc : | NEW |
| Jacket : | NEW |
前作『Tranquility Base Hotel & Casino』でバンドとして大きな変化を伴った様に思えたが、延長線上にある今作を聴いて実はアレックス・ターナーという人は、レノン、ボウイ、ゲンズブール、モリコーネといった偉人からの影響から成る、一貫した世界を持ち続けている事は別部隊The Last Shadow Puppetsの時点で明らかだった。その世界感がArctic Monkeysという本部隊のフィルターを通す事で、「完成」の陽の目をみたといっても過言では無いのであろうか、「ウェルメイド」などという言葉では言い尽くせないそこはかとないこの虚無感。それは『3×3×3』で強烈なサイケガレージロックを叩きつけたゆらゆら帝国が、ラストアルバム『空洞です』に至る流れに似てはいないだろうか。これは私の最高の誉め言葉です。
Tracklist:
A1. There'd Better Be A Mirrorball
A2. I Ain't Quite Where I Think I Am
A3. Sculptures Of Anything Goes
A4. Jet Skis On The Moat
A5. Body Paint
B1. The Car
B2. Big Ideas
B3. Hello You
B4. Mr Schwartz
B5. Perfect Sense