ご存知Tame Impalaの兄弟バンドとして知られるオージー・アヴァンサイケバンドPONDが2枚組の大作をリリース。David Bowieのグラム、Led Zeppelinのボーカルとリフ、Pink Floydのサイケデリアなどなど。Kevin Parkerのプロデュ―スと決別した結果、フロントNick Allbrookの抑圧していた誇大妄想が頂に達したようなテンションで、中でもFlaming Lipsをファズ爆破したような"Boys Don't Crash"、"Last Elvis"はキャリアハイのキラートラック。この作品の核であろう8分の大作"Edge of the World Pt. 3"を含め、これは人を選ぶアルバムかもしれないが、この作品に関しては選ぶ者にしか味わえない果てしない恍惚感が秘められていると思う。記念すべき10作目にしてこの野心、PONDはもっともっと（Tame Impalaと同じくらい）この時代においてこそ評価されなければならないであろう限定カラーヴァイナル。
Tracklist:
A1. Constant Picnic
A2. (I'm) Stung
A3. Neon River
B1. So Lo
B2. Black Lung
B3. Sunrise for the Lonely
B4. Elf Bar Blues
C1. Edge of the World Pt. 3
C2. Stars in Silken Sheets
C3. Boys Don't Crash
D1. O, UV Ray
D2. Last Elvis
D3. Elephant Gun
D4. Fell From Grace With the Sea
