中途半端な筋肉、不気味に長い脚、包む80sジーンズと真っ白なタンクトップ。長州みたいな髪型が珍妙なダンスを際立たせるこの男こそ、今オーストラリアで「抱かれたいかもしれない男No.1」と言われるAlex Cameronである。ついぞ先日Kirin J Calinanにも同じ倒錯感をくらった故、「今オーストラリアで一体何が起きているんだ」という不穏な気持ちでいっぱいだが、Mac DeMarco、Kevin Morbyら名うてのソングライターとツアーを重ねるのも納得の「曲の良さ」、あるいは「浸透力」がとにかく半端無い。オージー・インディ、メインストリームを同時に制圧するのはTame ImpalaでもCut Copyでも無くAlex Cameronしか居なかろう。騙された方が幸せになる事もある2017の代表作。
Tracklist:
A1. Candy May
A2. Country Figs
A3. Runnin' Outta Luck
A4. Stranger's Kiss
A5. True Lies
B1. Studmuffin96
B2. The Chihuahua
B3. The Hacienda
B4. Marlon Brando
B5. Politics Of Love