Four Tetがシンパシーを抱きJamie xxが憧れを隠さない、Caribou、Manitoba名義でも数多くの名作を残すDan SnaithことDaphniによるニューアルバム。思えばCaribou名義での最新作『Suddenly』は2020年のElectronicアルバムでぶっちぎりのNo. 1フェイヴァリットであったが、このDaphni名義は元よりダンスミュージック寄りであり、そのうえCaribouの最新モードの空気感を踏襲して練り上げたのだからもう過去ぶっちぎりに素晴らしい。これまで以上にビートは強く、シンプルでいながら、螺旋階段の様に積み上げられていく楽曲、アルバム構成は溢れ出るアイデアとセンスの賜物。これまでDaphniってちょっと地味なプロジェクトだと思って高を括っていた自分を往復ビンタして池に沈めたい、もう一生ついていきます豪華2LP。
Tracklist:
A1. Arrow
A2. Cherry
A3. Always There
B1. Crimson
B2. Arp Blocks
B3. Falling
B4. Mania
B5. Take Two
C1. Mona
C2. Clavicle
C3. Cloudy
D1. Karplus
D2. Amber
D3. Fly Away