先日ロンドンでGirl Rayのメンバーに偶然あった友人が「今はディスコにハマってる!!」と言っていたそうだ。うん、先行聴いた時から知ってた。脱力ローファイポップ路線から今作は全編ディスコに移行、でもやっぱりそのガール感、というか脱力具合が絶妙な3rdアルバム。インナースリーヴには「When The Boys Are Away, The Girls Come Out To Play...」といかにも80年代のガールズリベンジムービー（今でいう所のガールズエンパワメント）の様な初々しい文言が書かれているあたりに、彼女達がアバやバナナラマみたいなディスコを自分達なりにやってみようとした決断には確固たる意志が感じられる。特筆すべき良点は、この現代においてシンセ主体ではなく、ナイル・ロジャースばりのカッティング、グルーヴィーなベースからなるバンドサウンドを主体に、軽快なメロディが終始アルバムを牽引しているので聴き疲れする事はなく、むしろ毎夜でもこのガールズパーティに足を運びたくなるのである。ともかくリードから大期待して間違いでは無かった私即Buy即愛で限定盤。
Tracklist:
A1. Intro
A2. True Love
A3. Up
A4. Everybody's Saying That
A5. Love Is Enough
A6. Hold Tight
A7. Begging You Now
B1. Easy
B2. Tell Me
B3. Wanna Dance
B4. Space Song
B5. Give Me Your Love
