Fuji Rockでも大喝采を浴びたKim Gordonの2ndソロアルバム。尽きぬ実験精神、狂気的なビート。Kim Gordon流の「ヒップホップアルバム」と呼ばれているがおよそラップというよりかはポエトリーであって、Moor Mother諸作品と非常に近似している。リスナーの期待を裏切ることで逆説的にそのキャリアを不動のものとしたSonic Youthの一翼は71歳になった今最も凶暴かつ大胆なアルバムを創りあげてしまったまさに表現者の鏡である。記念すべきこのデラックスエディションには今年6月にリリースされた"ECRP"と新曲"Bangin’ on the Freeway"の2曲を収録した7インチが付属、やはりどちらも死ぬほどカッコいい。
【Tracklist:】
01. BYE BYE
02. The Candy House
03. I Don’t Miss My Mind
04. I’m a Man
05. Trophies
06. It’s Dark Inside
07. Psychedelic Orgasm
08. Tree House
09. Shelf Warmer
10. The Believers
11. Dream Dollar
C1. Bangin’ on the Freeway
D1. ECRP