Pitchforkにて8.1のハイスコア、〈Hyperdub〉から名作をリリースし続けてきたプロデューサーLaurel Haloが自信のレーベル〈Awe〉からリリースするの5thアルバム。「潜在意識のためのロードトリップ・ミュージック 」と自称する今作はまさにその言葉通りで、アンビエントのテンプレートのその更に先にまで潜在することで果てしない無重力感と恍惚感を与えてくれる、まさに現世の幽界の狭間にありそうなThe Caretakerも驚きの無二のサウンド・テクスチャー。これまでの彼女の作品とは明らかに一線を画すものではあるが、モダン・ミニマリズムの新たな指標になるであろうと同時に、Brian Eno, Steve Reichら、アンビエントの巨匠の名作群同様に後世にまで語り継がれていくに違いない。これは圧縮された情報(データ)で聴くのは時間の無駄です、アナログ一択。
Tracklist:
A1 Abandon
A2 Naked to the Light
A3 Late Night Drive
A4 Sick Eros
A5 Belleville
B1 Sweat, Tears or the Sea
B2 Atlas
B3 Reading the Air
B4 You Burn Me
B5 Earthbound