英国のSSW、プロデューサーにしてWonky Funkの提唱者でもあるNAOの3rdアルバム。羽毛の様なNAOの飛翔ボイス、90年代のR&Bを想起させるプロダクションは相変わらずだが、ナイジェリアンシンガーAdekunle Gold、グラミーノミネーターLucky Daye、ネオソウルシンガーLianne La Havas(←ハイライト曲)、そしてエクスペリメンタル・アーティストserpentwithfeetとの共演曲がそれぞれ強烈なインパクトを残す。これはややメジャーポップスに寄った前作『Saturn』(これはこれで名作だが)からの意図的な揺り戻しと、パンデミック間に第一子をもうけた事の環境、心情の激変が影響しているのであろう。「そして、その時、人生は美しかった」とはなんとも肯定的なタイトルではないか限定カラーヴァイナル。
Tracklist:
A1. And Then Life Was Beautiful
A2. Messy Love
A3. Glad That You're Gone
A4. Antidote
A5. Burn Out
A6. Wait
A7. Good Luck
B1. Nothing's For Sure
B2. Woman
B3. Better Friend
B4. Postcards
B5. Little Giants
B6. Amazing Grace