| Label : | FICTION |
|---|---|
| Format : | LP |
| Country : | DEU |
| Cat No : | SHREDS019 |
| Disc : | NEW |
| Jacket : | NEW |
2017年のデビュー作『Love In the 4th Dimension』、2020年『Walking Like We Do』に続くThe Big Moonのセルフ・プロデュ―スによる3rdアルバム。リリースまでの間にフロントをつとめるJules Jacksonが妊娠、大胆にも今作のスリーヴとなっているがこれが実にアルバムを象徴しており興味深い。デビュー作では始動したてのバンドの無邪気さを、2ndでは成熟をみせたが、今作は明らかに毛色が異なり、神秘的であり、壮大な母性を感じ取る事は易い。より深いエモーション、母としての心境の変化、それらを表現する為にはこれまでの「タイトなインディーポップ」には収まりきらないという必然的心境の変化があったのだろうと思わせる。個人的にぐっときたのはHAIM風の"Daydreaming"、The Velvet Underground & Nicoのごとき"This Love"、そして後半に畳みかけられる実にアンセミックな"Trouble"、"Magic"。パーソナルな環境&心境の変化に臆せず、作品に落とし込んだ彼女達はもはや無敵。
Tracklist:
A1. 2 Lines
A2. Wide Eyes
A3. Daydreaming
A4. This Love
A5. Sucker Punch
B1. My Very Best
B2. Ladye Bay
B3. Trouble
B4. High & Low
B5. Magic
B6. Satellites