2016年にリリースされ瞬く間に「インディーズ・クラシック」と化したデビューアルバム『Light Upon The Lake』、その延長線上にあった2nd『Forever Turned Around』、そしてカバーアルバム『Candid』を経てスタジオアルバムとしては3枚目となるWhitneyの最新作。リード"Real Love"のMVを観た時「あ、こっちにいったか!」と思ったし、らしくないスリーヴ(まるでPC Music)からも彼らが意図的な変化を課したのであろう予兆は多分にあった。今作には火や煙にまつわる表現が随所に見られ、それが『Spark』というタイトルに直結しているのだろうが、今作からは60年代のソフトロック、70年代のフォーク、AOR、現行ではTame Impala、Toro Y Moi、Unknown Motal Orchestraらが交わり、文字通りWhitney流のスパークを生み出している。 何よりJulien Ehrlichのボーカルは「奇跡」というより他に無く、フォークもローファイもエレクトロニックもディスコもWhitney色に染め上げてしまうのだから今作も過去作同様思いっきり愛さざるを得ないのである限定ホワイトヴァイナル。
Tracklist:
A1. NOTHING REMAINS
A2. BACK THEN
A3. BLUE
A4. TWIRL
A5. REAL LOVE
A6. MEMORY
B1. SELF
B2. NEVER CROSSED MY MIND
B3. TERMINAL
B4. HEART WILL BEAT
B5. LOST CONTROL
B6. COUNTY LINES