The White Stripes、The Strokesと共に00sのUSロックシーンを牽引したカリスマ、Yeah Yeah Yeahsが前作からおよそ10年ぶりにカムバック。10年間の空白は意図的なものでは無く、パンデミック初期に訪れた「集合的トラウマ」と、二度とYeah yeah Yeahsとしてツアーができないのではないか、という恐怖が彼らを再びスタジオに押し戻したのだという。Perfume Geniusを招いた（Karen OはPerfume Geniusを現代のDavid Bowieと激賞）黙示録的オープナー"Spitting Off The Edge Of The World"、アルバムのキーとなる傑作"Burning"、Portisheadを思わせる"Blacktop"、かつてロックンロール・ルネッサンスの狂乱の中に居たYeah Yeah Yeahsはここにはもう居ない、が、生来のイマジネーションによってバンドそのものを進化させ続ける事が可能な稀有なバンドである事を再び証明してみせてくれた、これを「希望」と言わずなんと言おう。再評価の時来たれりの限定カラーヴァイナル。DLコード付き。
Tracklist:
1. Spitting Off The Edge Of The World feat. Perfume Genius
2. Lovebomb
3. Wolf
4. Fleez
5. Burning
6. Blacktop
7. Different Today
8. Mars
