冒頭"Pharmacist"で完封。デビューから一貫して高い評価を得てきたカナダのAlvvays最高傑作誕生。14曲収録、というのは一見すると詰め込みすぎのように思えるかもしれないがこのアルバムに関してはそんな議論は不毛、圧倒的肯定感を放つジャングル&インディー・ポップの連打に視界を覆う煌びやかなシューゲイズ・ギターのアンサンブルと不足を補完するシンセ。「自分たちがどんな音を出すか、どんな音を出す必要があるか、人々がどんな音だと思うか、自分たちがどんな音だと思うか、といった期待から逃れようと考えた」と本人達は本作に寄せているが、それが大成功に至った事は誰の目にも明らか。バンドの意図を組んでディレクションを成したプロデューサーShawn Everett (Kacey Musgraves、Kim Gordon、The Killers) の起用も大吉と出たまるでベストアルバムの如き傑作。こちらUK〈Transgressive〉盤はターコイズカラー仕様。
Tracklist:
A1. Pharmacist
A2. Easy On Your Own?
A3. After The Earthquake
A4. Tom Verlaine
A5. Pressed
A6. Many Mirrors
A7. Very Online Guy
B1. Velveteen
B2. Tile By Tile
B3. Pomeranian Spinster
B4. Belinda Says
B5. Bored In Bristol
B6. Lottery Noises
B7. Fourth Figure