ワイト島の妖精が魔転生。肥大化した筋肉、悪魔的かつ威嚇的なファッション（アルバム制作中にホラー映画を観まくってたらしい）で武装し見事カムバックを果たしたWet Legの2ndアルバム。プロデュースは再びDan Careyではあるものの、前作との決定的な違いはWet Legが5人編成のバンドとして仕切り直したことであろう。明らかに音は太く獰猛になったし、Wet Leg流メタルとでもいうべき "pillow talk" は新機軸にして間違いなく今後のライブのハイライトとなるであろう必殺曲。アルバム全編に関して言えば、小細工の無いシンプルなロックバンドのサウンドであるにも関わらず、ボーカル、コーラス、リフに至るまで的確なフックの連続で終始鮮度を損なうことはない。2ndアルバムにつきものの呪いをここまで軽快かつ大胆に払拭するなんて想像していなかった日本限定帯付きクリア・バイオ・ヴァイナル
Tracklist:
A1. CPR
A2. liquidize
A3. catch these fists
A4. davina mccall
A5. jennifer's body
A6. mangetout
B1. pond song
B2. pokemon
B3. pillow talk
B4. don’t speak
B5. 11:21
B6. u and me at home
