リードシングル"Care"のグロテスクなMVを経て公開された絶大なインパクトのスリーヴ(元ネタはイタリアのバロック期の女性画家アルテミジア・ジェンティレスキ画『ホロフェルネスの首を斬るユディト』だそうです)の時点でもう過去最高傑作だと確信していたLAを拠点とするSSW=Hana Vuの3rdアルバム。今作も引き続きJackson Phillips (ことDay Wave)を共同プロデューサーに迎えておりギターの鳴りと絶妙なコード感 ("Hammer"、"Alone") は抜群。過去にはLana Del Rayと比較されることもままあったが、今作を聴く限りNilüfer Yanyaはもちろん、Soccer Mommyら同時代を先導するオルタナティヴ・ポップメイカーに成長。"Dreams"以降はダンスポップからシューゲイザーまで飛び出し、やはりこれは現時点でHana Vuのキャリアの集大成といえるのではなかろうか。限定ルビーレッドヴァイナル。
Tracklist:
A1. Look Alive
A2. Hammer
A3. Alone
A4. 22
A5. Care
A6. How It Goes
B1. Dreams
B2. Find Me Under Wilted Trees
B3. Airplane
B4. Play
B5. I Draw a Heart
B6. Love