Hiatus Kaiyoteのマネージャーによって見出されたというSSW=Gareth Donkinのデビューアルバム。初めてリード"Whenever"を聴いた時はQuincy JonesとMichael Jacksonの錬金 (Off the Wall) を思わされたが、そのルーツはやはりPrince、 Stevie Wonder、Jamiroquaiといった偉大なソングライターだというからそこに関してはさして驚きはない。だが「クラシカルなソウルとポップが入り混じる親しみやすさが半端ないアルバム」という意味ではSilk SonicやTom Mischと同じくらいのセンスと才能を感じるし、つまるところこんなのNONA REEVES・西寺郷太が黙っているわけがない。次のアルバムではEarth, Wind & Fireのようにもっとホーンセクションを豪華にしたいと語っており、想像しただけでいてもたってもいられないがコレが驚異的デビューアルバムである事実は揺るぎようがない限定カラーヴァイナル。
Tracklist:
A1. Till the End of Time (Night Sky)
A2. Something Different
A3. Whenever
A4. Nothing We Can't Get Through
A5. By Your Side
B1. Falling for You
B2. Don't Turn the Music Down feat. Jus Lovehall
B3. Tell Me Something
B4. Looking for Me
B5. De La Soul