「2022年最高のポップアルバム」と讃えたPitchforkがBest New Musicを進呈。共同プロデューサーにChali XCX、Sky FerreiraからKim Gordonまで手掛けるJustin Raisenを起用したNYのSSW=Grace Ivesの2ndアルバム。このアルバムが多くのメディアで高く評価されているのは、一貫してメロディアスなポップソング集であるにも関わらず、ビート、プロダクションが極めて個性的で、図らずも巷のポップスとは明確な差別化がなされている事に尽きる。シンセや用いられた楽器はGrace Ives自身と同じように構成上重要な役割を担っている事に気付かされるのはあっという間であろう、何度聴いても驚きと発見が尽きない。消費の激しいポップス界において、この先も礎として語られ続けるであろう今作は2023年以降のAlt-Popが向かう未来を提示しているのである鬼傑作10トラック。
Tracklist:
A1. Isn't It Lovely
A2. Loose
A3. Burn Bridges
A4. Angel Of Business
A5. Lazy Day
B1. Shelly
B2. Back In LA
B3. On The Ground
B4. Win Win
B5. Lullaby