GorillazのRemi Kakabaを共同プロデューサーに迎えたYard Act超待望の2ndアルバム。デビューの大成功で得た「ポスト・パンク・リバイバルの覇者」という誤解を懸命に晴らすどころか、手玉にとって遊んでいるような全編にほとばしる圧倒的クリエイティヴィティー。これには「音楽的な類似」という意味も含め、フロントJames SmithはBlurのDamon Albarn以来のリーダーシップとユーモアとケレンを兼ね備えているの人物なのではないかとすら思う。デビュー作『The Overload』が華麗なるテンプルへの一撃だったとするならば、今作はレバーを砕くボディーブローのようにじわじわと確実に効かされ、ユートピアがディストピアとその実表裏一体である事を思い知らされるであろう衝撃作。ブラックヴァイナルにて再入荷。Tracklist:A1. An IllusionA2. We Make HitsA3. Down by the StreamA4. The UndertowA5. Dream JobA6. Fizzy FishB1. PetroleumB2. When the Laughter StopsB3. Grifter's GriefB4. Blackpool IlluminationsB5. A Vineyard for the North