生粋の大友克洋フリークにして、芸能山城組 が手掛けた『AKIRA』のサウンドトラック音源からのサンプリングによって構築されたEP『Capsule's Pride』以降常注目を得、HBOからも絶大な信頼を寄せられるクリエイターNathan Micay。先だって公開された"It’s Recess Everywhere"がマンチェ、レイヴ、ブレイクビーツの90sオマージュでメッチャクチャ最高だったんですが、今作のインスピレーション元には古典的なRPGボードゲームに加え、Taylor Swift、Caroline Polachek、『Erotica』期のMadonnaなどのポップスが主なのだそうである。「オーソドックスなダンス・ミュージッを求めるなら、すでに世の中にたくさんある。これは私の為のアルバムであり、気に入ってくれればそれはそれで素晴らしい」とそんなに開き直られてしまえば返す言葉も無い。ちなみにスリーヴのデザインは「ジュマンジとヘルレイザーの出会い」と本人は語っておりなんのこっちゃ分かんなくてオタクは最高。
Tracklist:
A1. My Sweat Dries With the Heat
A2. You Can't Win but You Can Lose
A3. If Wishes Were Fishes We'd All Cast Nets
B1. Fangs
B2. This Is Killing Your Gainz
B3. To the God Named Dream
C1. The Death of Fomo
C2. Hexagon of Death
C3. It's Recess Everywhere
D1. When the Centre Doesn't Move You're in It's Path
D2. Don't Wanna Say Goodbye
D3. Fangs (Avalon Emerson's Re-Chip Remix)
