Massive Attack, PortisheadからGrouper, Tirzah, Kelelaまで引き合いに出されるミステリアスなシンガーNiecy Blues、話題のデビュー・アルバム着。彼女が初めて「アンビエント・ミュージック」を体験したのは教会だと語っており、それがこの極めて催眠的なサウンドの根幹を成している事は間違いないであろう。で、あるにも関わらず、ニッチなジャンルに着地したというよりかは、官能的でロマンティックで、Cleo Solのアルバムを聴いている時の心地よさに似たものを感じる。ここまで非感情的でありながら、没入と恍惚を与えてくれたアルバムという意味では今年No.1だと思うし、熱心なリスナーさんたちが各地で盛り上がっているのも大いに頷ける13トラック。
Tracklist:
01. 1111
02. The Nite B4
03. U Care
04. Violently Rooted
05. Exit Simulation
06. Exits
07. Soma
08. Messages from Above
09. Lament
10. Violently Rooted Reprise
11. The Architect
12. Analysis Paralysis
13. Cascade
