PitchforkにてBNM獲得。イリノイのSSW=Kara Jacksonのデビュー・アルバム。『どうして地球は私たちに愛する人たちを与えるのか』のタイトルも含め、端的に言ってこれは私即2枚Buy免れず。「全米青年詩人賞」を受賞したという彼女の言葉選びのセンス、ムードは芸術的なまでにポエティックで、Fiona Appleからの影響が大きいというブルージーなサウンドにはそこはかとない諸行無常感が全体的に漂っており、安い酒と粗末な煙草が良く似合う。「人は愚かで不完全で孤独な生き物だけど、人類に与えられた最高の産物は愛。でも、その愛がいつも人類を惑わせる」というパラドックスを喜びと悲しみの狭間で奏でられる彼女の才能に抗う術など無い。脇を固めるNnamdi、Kaina、Sen Morimotoもこのアルバムに見事一体化。高音質圧2LP限定盤にて再入荷。Tracklist:A1. recognizedA2. no fun/partyA3. dickhead bluesB1. therapyB2. pawnshopB3. brainC1. freeC2. lilyC3. ratD1. why does the earth give us people to love?D2. curtainsD3. recognize repriseD4. liquor