これはリード聴いた時からウィークリーベスト候補でした。NYを拠点とするSSW=Anastasia Coopeが〈Jagjaguwar〉とサインしてのこれがデビュー・アルバム。非常に興味を掻き立てられたリード"He is On His Way Home, We Don't Live Together"は瞑想、催眠的なサウンド、意外な楽曲の構成のみならず、オフビートで想像力を掻き立てるタイトルセンスも秀逸。敢えて位置付けるのならばフリークフォーク、アヴァンフォークに類する今作は、EnyaやKate Bushといったレジェンドを彷彿させると同時に、最もシンパシーを感じたのは狂人Reverend Kristin Michael Hayterかもしれない。この先フォーク、アンビエントシーンに多大な影響を及ぼす予感を匂わせる9トラック限定盤。
Tracklist:
A1. He is On His Way Home, We Don't Live Together
A2. Women's Role in War
A3. What Doesn't Work What Does
A4. Darning Woman
A5. Sounds of a Giddy Woman
B1. Woke Up and No Feet
B2. Sorghum
B3. Newbin Time
B4. Return to Room