Pitchforkにて8.2のBNM獲得。Injury ReserveからもプッシュされるフィラデルフィアのプロデューサーChristopher Taylorのプロジェクト=Body Meatが名門〈Partisan〉よりデビュー・アルバムをリリース。ハイパーポップ、グリッチポップをハードコア的次元から解釈しつつ、広義で言うところの「ポップ・ミュージック」がどこまで音楽的実験に耐えうるか、という点について非常に真摯なアプローチをとっていると思われる。その背景には、『ELDEN RING』や『NieR:Automata』のビデオ・ゲームのストーリーテリングにインスパイアされたとの本人談が非常に興味深い。新作をリリースしたばかりのKeshiもそうであったが、ゲーム・ミュージックのみならず、ゲームそのものを創作の源とするGen Zクリエイターが今後増々増えてくるのではなかろうか。高音質圧ありがとうの2LP仕様。
Tracklist:
A1. A Tone in the Dark
A2. The Mad Hatter
A3. High Beams
A4. Electrische
B1. Focus
B2. Right Here
B3. Crystalize
C1. North Side
C2. Starchris
C3. Im in Pieces
C4. Demons
D1. Ōbu No Seirei (Spirit of an Orb)
D2. Paradise