まさかのエレクトロニック・パルスで始まるタイトル曲"Final Summer"で仰天したけどDylan Baldiのボーカルが乗った瞬間やなりクラナシワールドに引きづり込む、クリーヴランドの奇跡Cloud Nothingsの8thアルバム。レコーディングにはJeff Zeigler (The War on Drugs、TORRES) 、ミックスにはIlluminati HottiesのSarah Tudzinと抜かりはないが、やはり永遠のティーンエイジャーであるDylan Baldiのがむしゃらなギターとエモーショナルなボーカルが核であって、「このバンドどんどん若返ってないか、、、」とすら思わせる。一方、最近のインタビューでDylanが「物事のあり方を受け入れ、自分自身の小さな道を進むしかない」と言っていたのがとっても印象的だった(私も常そう思う)のだが、だからこそかけがえのない微かな希望がこのアルバムからも溢れているのだと思う。インディーショップ限定のハーフクリアー/ハーフオレンジ・ウィズ・ブラック・スプラッターヴァイナル。
Tracklist:
A1. Final Summer
A2. Daggers of Light
A3. I'd Get Along
A4. Mouse Policy
A5. Silence
B1. Running Through the Campus
B2. The Golden Halo
B3. Thank Me for Playing
B4. On the Chain
B5. Common Mistake