Big ThiefのAdrianne Lenkerが共同プロデュースに名を連ねたデビューアルバム『Echo』に続くオーストラリアシドニーのSSW=Indigo Sparkeの2nd。では今作はというとThe NationalのAaron Dessnerががっつりプロデュースに関わっているというから同業者からの愛されっぷりは相変わらず半端無い。ミニマルで風の音の様に繊細だった前作に比べ、ボーカルのパワーアップは驚くほどだし、アルバムのデモを聴いたAaron Dessnerは「これ俺そんなにやることないかもっす」と言ったとか言わないとか。さておき、その談事実であれば納得の楽曲の外面の強さと内面の柔軟性。「詩人であれ画家であれ音楽家であれ、それらによって生み出されたすべての作品はある部分では自己再生の為であるべき」との本人談は本当にその通りだと思うし、この作品がIndigo Sparkeの魂から生み出された事を裏付ける証言である。神棚行き決定の限定LP+ボーナス7"付。
Tracklist:
01. Blue
02. Hysteria
03. Pressure in My Chest
04. God Is a Woman's Name
05. Why Do You Lie?
06. Pluto
07. Infinity Honey
08. Golden Ribbons
09. Real
10. Sad Is Love
11. Set Your Fire on Me
12. Hold On
13. Time Gets Eaten
14. Burn