The Sea And Cakeのメンバーにして、John McEntireと並び「シカゴ音響派」の中心的人物であるSam Prekopによるニュー・アルバム。収録曲の多くはLaraajiとのライブパフォーマンスのために書かれたものだそうで、重層的なグルーヴと絶えず変化するサウンドスケープは確かにライブ向きの楽曲たちといえる。本人曰く、「モジュラーシンセをいじっているうちに、まったく新しいアプローチと音の世界が開けた。ただ、この機材で面白い音楽を作る方法を理解するには何年もかかった。ギターを弾くのと同じくらい難しい。」と語っており、ミニマリズムの奥深さとその魅力が熟練の手腕によって紐解かれていく肯定がとにかく素晴らしい。"Font" のようなトラックを上手くDJでプレイできれば強者です。限定Coke Bottle Clear Vinyl。
Tracklist:
A1. Open Close
A2. Font
A3. Para
B1. Light Shadow
B2. A Book
B3. Opera