去る2023年10月に「アイルランドの激ヤバ10代sign crushes motoristのレコードを絶賛捜索中。音もジャケも天才すぎる」とポストしてから一体いつまでこの日を待ったであろうか、正式なリリースは2022年、ついに到着したデビュー・アルバム。若くして彼はNumeroの再販でお馴染みDusterから多大な影響を受けているらしく、曇天の空の下目を開くとも瞑ることもなく負け犬同然呟くスタイルはスローコアとも言えるしサッドコアとも言えるしスラッカーロックともいえるがアンビエントにも通じるところが非常に面白い。"I'll Be Okay"なんてタイトルからも彼の本気の根暗度が伝わってきて仕方ないが、音楽制作こそがメンタルヘルスを整える手段なのであろうことが「音」ににじみ出ているあたり我が琴線にクリティカルヒット。気が滅入った時こそこのアルバムを聴いて何もかも便所に流して見なかったことにしてやろうではないか全9トラック。500枚限定のClear With Pink Splatter Vinyl。
Tracklist:
A1. Wish
A2. Better
A3. I Just Want to Hold Her
A4. Loser Monologue
A5. Theres This Girl
B1. Cold
B2. Left
B3. Last Friday Night
B4. I Threw a Rock Off an Overpass and Killed a Guy