「SUMMER SONIC 2022」にも出演した話題のティーン・パンクスThe Linda Lindasが名門〈Epitaph〉から放つデビュー・アルバム。ただでさえ一筋縄ではいかない思春期、さらにパンデミックの孤独と混乱が拡大する中で書かれたとは思えぬ、否からこそなのか、突き抜けたポップパンクと同時に内包される「社会vsティーンエイジャーの内面描写」("Why"、"Racist, Sexist Boy")の鋭さに驚かされる。加えて70sパンク、80sハードロック、90sオルタナ、00sエモの良い所をかっさらうセンス(分別力)の高さはどう鑑みても異常としか言いようが無い。それにしてもRATMのトム・モレロ、RHCPのフリー、Sonic Youthのサーストン・ムーアから同時に賛辞を浴びたバンドなんてThe Linda Lindasくらいじゃなかろうか、、、。パンクロックはこの様して時代を越えて生き続けるのである、フラストレーションとキュートネスが大爆発した限定カラーヴァイナル。
Tracklist:
A1. Oh!
A2. Growing Up
A3. Talking To Myself
A4. Fine
A5. Nino
B1. Why
B2. Cuantes Veces
B3. Remember
B4. Magic
B5. Racist, Sexist Boy