ほぼほぼ1年に一枚のペースでアルバムをリリースしてきた米インディーフォーク界の重鎮Woodsの3年ぶり12thアルバム。レーベル〈Woodsist〉の運営はもちろん、2000年代中期からサイケ、フォーク、ガレージ・ロックに回帰しつつ、今日までアップデートし続けてきた功績はあまりにデカい。今作の特筆点はインストゥルメンタル・トラックの多さであり、間違っても「インタールード=間奏」などと呼ばせない名曲ばかり。加えて、時折Teenage Fanclub、Death Cab for Cutie、初期Tame Impalaを思わせるソフトサイケなメロディラインは一時的にではあるが完全な逃避先としての物語を紡いでくれる。もう一度言いますが、今日まで繋がってきたモダンフォークはWoodsの存在無しには語れない。限定カラーヴァイナル。
Tracklist:
A1. THE SEED
A2. BETWEEN THE PAST
A3. ANOTHER SIDE
A4. WHITE WINTER MELODY
A5. SIP OF HAPPINESS
B1. LITTLE BLACK FLOWERS
B2. DAY MOVING ON
B3. THE WIND AGAIN
B4. WEEP
B5. DOUBLE DREAM
B6. PERENNIAL