東京を拠点とする日本人エレクトリック・プロデューサーHikari Okuyamaのプロジェクト・メトロノリ Metoronoriがスペインのアンダーグラウンドレーベル〈Glossy Mistakes〉からリリースするニューアルバム。黒沢 清、フリッツ・ラングといった著名な監督から視覚的なインスピレーションを受けているとあって、シュールとノワールがサウンドの中にふんだんに滲み出ており、尚且つ物語を絶やさぬようシームレスに紡がれる。この作品を聴いている間、その行為そのものが実は夢の中で行われているのではないか、と錯覚すらし始める、が、それもまた夢の中の夢の出来事なのかもしれない。
Tracklist:
A1. Evenings
A2. ランプのように
A3. 屋根の上より
A4. m
A5. 窓辺の顔
A6. Timer cut
A7. Wendy
B1. ball of fire
B2. 灰、chasse
B3. flesh alone
B4. 蔦:星
B5. 車の軋りに (To the squeaking of cars)
B6. 夜の人々