大ブレイク前夜のMk.geeがプロデューサーとして参加。メリーランド大学在学中に高校の同級生だったAbhi Rajuと結成したプロジェクトAbhi/Dijonの片割れとして知られるDijon DuenasことDijonのデビューアルバム。DijonはこれまでにBROCKHAMPTON、Charli XCX、No Rome、NAOなど錚々たる面子とコラボレートしてきているが、本人曰く「Jai Paulの"Jasmine"はこの10年で最も影響力のある曲」と鼻息を荒げるあたりに、実験的でよりオルタネイティヴなR&Bのスタイルを好んでいる事はこのソロ作でも随所に嗅ぎ取れる。まさにこのアルバムはFrank OceanやBon Iver、Jojiといったアーティストへのアンサーともとれる程に、孤高でありながらはかり知れない浸透力を持ったパワフルな作品であり、デジタルリリースされた2021年のベストにあげるリスナーも多かったと記憶している。永らく再入荷難でしたが限定ブラウンヴァイナルにてバックイン。
Tracklist:
A1. Big Mike's
A2. Scratching
A3. Many Times
A4. Annie
A5. Noah's Highlight Reel
A6. The Dress
B1. God In Wilson
B2. Did You See It
B3. Talk Down
B4. Rodeo Clown
B5. End of Record
B6. Credits!