名門〈Sacred Bones〉発、Björk、Kate Bushとも比較されながらも未だ得体の知れないカメレオンシンガー=SPELLLINGのニューアルバム。最新といっても今作は彼女がこれまでに残してきた楽曲を再アレンジしたもので、「現代的再解釈を施したベストアルバム」と呼べなくもない。ミステリアスなルックスと劇場型スケールのアルバムがこれまで彼女の「個の存在」をぼやかしていたが、今作ではより磨かれたアレンジと、全面に押し出された彼女のボーカルが際立ち、これはほんとにBjörk、ANOHNI、Portisheadに匹敵する魔力を秘めた作品だなあ、、、、、、と心底感心してしまった。毎作だけどこれも沼。限定パープルヴァイナル。
Tracklist:
A1. Walk Up to Your House
A2. Under the Sun
A3. They Start the Dance
A4. Cherry
A5. Haunted Water
B1. Hard to Please (Reprise)
B2. Boys at School
B3. Revolution
B4. Sweet Talk