シンガポール発の5人組=Subsonic Eyeの4thアルバム。 Snail Mail、Alvvays、DIIVら現行インディーポップ、Dinosaur Jr.、Sonic Youthら90年代のオルタナヒーローまで、その影響元は明らかなのは確かだが、楽曲はよりタイトに、フックはよりシャープに、そしてビジョンは極めて楽観的。元々才能豊かなソングライティングチームだったが、今作で地に足が付き、世界で十二分に通用するインディーポップ&ロックアルバムを完成させたことは間違いない。一方でそれが「バンドとしての完成」を意味しているわけでは勿論無く、むしろ「これがスタート地点」だとすら思わせてくれる天然のピュアネスこそSubsonic Eyeの最大の魅力だと思う。限定クリアーヴァイナル。
Tracklist:
A1. Performative
A2. Circle
A3. Bug in Spring
A4. J-O-B
A5. What I Meant
B1. Pick Up the Phone
B2. Tender
B3. Machine
B4. Yearning
B5. Everything