もしもPhoebe Bridgers、Adrianne Lenker、Sufjan Stevensの全リスナーならば超迅速に即決推奨。カナダ・トロントのSSW=Bells Larsenのデビュー・アルバム。彼女の声、ギターのアルペジオ、ソフトなストリングスetc.全てが「喪失」についての物語であり、物語を紡ぐ事で「癒し」を探求している様に聴こえて仕方無い。「アーティストとリスナーの共有体験」という意味では満点を差し上げたいくらいナチュラルで親密であり、レコードを聴き終えた直後でさえこの「物語の続き」にいる様な気分にさせられる。今作のミキシングを担当したのは偉人Howard Bilerman (Arcade Fire、Leonard Cohen) という意味でも音の鳴りは掛け値なしに最高だし、加えて彼女の才能、将来性を証明するのではなかろうかの限定カラーヴァイナル。
Tracklist:
A1. Wasps
A2. Tongue Tied
A3. Double Aquarius
A4. Teenage Love
A5. Sweater Weather
A6. Say Something
B1. Atlantic Love/A Long & Distant Wave
B2. The Geography Of Leaving
B3. Cara
B4. Ribcage
B5. People Who Mean So Much To Me
B6. Wasps (Reprise)
