これは奇跡。ハウス/ディープハウスシーンでは既に神格化されているGalcher Lustwerkの2013超初期作『100% Galcher』が時を経てリマスターを施し2LPで初フィジカル化。クラシカルなディープ・ハウスを基調としながらも、世界のナイトクロウラーに捧げられる様な、美しく、静謐で、でもグルーヴィーなGalcher印はこの時点で既に完成されているといっても過言では無い。この作品がジワジワとアンダーグランド・ダンスカルチャーでバズりはじめ、多くの追従者を生み出した事は必然であったといえよう。「ディープハウスとは本来、セクシーで、インパクトがあって、ミステリアスで、決してファンクの繊細な震えを損なっていないものである」という事を聴く度に思い出させてくれる歴史的傑作。
Tracklist:
A1. Parlay
A2. Put On
B1. Outside the Club
B2. I Neva Seen
B3. Enterprise
C1. Kaint
C2. In the Place
C3. Cricket's Theme
D1. Fifty
D2. Dockside
D3. Lil Bit o Chocolit