7年ぶりの7作目にしてファン、主要メディアからも「間違いなくこれが最高傑作」と絶賛の嵐を巻き起こしている英ウェールズの雄Los Campesinos!のニュー・アルバム。思えばこのバンドは2000年代にデビューしたバンドの中でも「孤高のオリジナリティー」を保持しつつ、「極めて精巧なポップサウンド」を奏で、「セールスと評価」を着実にモノにしてきた極めて稀有なバンドである。がゆえに、不気味さすら伴って仕方がないのは、このバンドの得体の知れなさを理解するには多くの視点を持って語られなければならないからだと思う。音楽の力を信じて止まない求心力に満ちたサウンド、含みとユーモアを孕んだリリック、7人という少なくないメンバーの多様なパーソナリティーが生み出すこの「総合芸術」は、過去に学び、未来を描き、現在に地を足を付ける者達への大いなる賛歌となり得るであろう、ゲートフォールドスリーヴの2LP限定カラーヴァイナル。
Tracklist:
A1. The Coin-Op Guillotine
A2. Holy Smoke (2005)
A3. A Psychic Wound
A4. I. Spit; or, A Bite Mark in the Shape of the Sunflower State
B1. Long Throes
B2. Feast of Tongues
B3. The Order of the Seasons
B4. II. Music for Aerial Toll House
C1. To Hell in a Handjob
C2. Clown Blood; or, Orpheus’ bobbing Head
C3. Kms
C4. III. Surfing a Contrail
D1. Moonstruck
D2. 0898 Heartache
D3. Adult Acne Stigmata
