初見で「とんでもなくセンスのいいバンドがでてきたな!」と言う想いを抱かせてくれたオーストラリア出身のデュオRoyel Otis。プロデュ―スはやはりお前の仕業か〈Speedy Wunderground〉の首謀者Dan Carey。このアルバムはデビューにして非常に多彩なバックグラウンドを秘めており、まずThe DrumsにはじまりPhoenix、Passion Pit、MGMT、そしてDinosaur Jr.、The Cure、Felt、The Velvet Undergroundにまで遡ったりする。例えば現時点で彼らの最高傑作が"Fried Rice"だとするならば、反面"Velvet"のようなUSスラッカーロックみたいな超カッコいい(←この曲がなければちょっと評価は変わったかもしれない)ことまでさらっとやりのけてしまう。肝心なことを言い忘れてましたが、このスリーヴだけで私は完全にパンチドランク、偉大なる未来のインディーロックスターの誕生に合掌。
Tracklist:
A1. Adored
A2. Fried Rice
A3. Foam
A4. Sonic Blue
A5. Heading for the Door
A6. Velvet
B1. IHYSM
B2. Molly
B3. Daisy Chain
B4. Glory to Glory
B5. Always Always
B6. Big Ciggie