これは驚いた方も多いのではないだろうか、〈Studio Barnhus〉や〈XL Recordings〉など、所謂ダンスミュージックのプロデューサーとしてキャリアを積んできたSweのプロデューサーBaba Stiltz。が、なんとも染みるローファイ・フォークアルバムをリリース。まるで人知れず消えていった60~70年代のフォークシンガーのデモ音源の様、だがそこは流石名プロデューサーによるプロダクションコントロールが素晴らしいうえに、インディー・ロックのミニマリスト詩人たちを彷彿とさせる繊細でサイケデリックなムードがたまらない。歌詞もロードムービーの如く散文的で面白いので是非翻訳しながら聴いてみてください。さらにこの物語にハマり込めます。
Tracklist:
A1. Finite Jest
A2. Running To Chris
A3. Wild Ride
A4. Sacramento
A5. You Can’t Put Your Arm Around A Memory
B1. Chasing It (Again)
B2. Big City
B3. Body High
B4. Stockholm