みんな大好きBibioの10thアルバム、なので『BIB10』という洒落の効いたタイトルにニッコリ。Bibioのキャリアを振り返れば、エレクトロニカ、アンビエント、フォーク、ポップ、インディー、ファンク、ソウルとなんだって器用にBIBIO色に仕立ててしまう才人である事は周知であるが、サイケフォークに寄った前作『Ribbons』の反動からか、それとも10作目を意識してなのか、今作は全キャリアを総ざらいした様な、ポップでセンチメンタルでユニークでダンサブルで人懐っこい全編ハイライト状態。「このアルバムには楽しさと遊び心がいっぱい詰まっている」との本人談は本当にその通りで、こんな事口にしたくないけど「生きてるって、いいな」と思わせてくれる絶対王者感。こんなのもうメロメロですの11トラック、日本語帯付き限定盤。
Tracklist:
A1. Off Goes The Light
A2. Potion
A3. Sharratt
A4. Rain and Shine
A5. S.O.L. feat. Olivier St Louis
B1. Cinnamon Cinematic
B2. Even More Excuses
B3. A Sanctimonious Song
B4. Lost Somewhere
B5. Phonograph
B6. Fools feat. Olivier St Louis