リード"The Narcissist"を聴いた時からバンドが「非常にいい状態」である事は確信していた。何年もバンドもやってればそりゃ喧嘩もするだろうし不仲になることだってあろう、それはかつてBlurもそうだった。だが驚くことに、現在ここにいるのは結成当時の変わらぬ4人であり、苦楽共に歩んできた彼等だけのまぎれも無い「絆」、「信頼」が言葉では無く音に刻まれている様に思える。"Song 2"とか"Girls & Boys"の様な曲を私を含めたリアルタイムのファンなら尚更求めるつもりは無いだろうし、彼等もそれは十二分に分かっているからこそのこの着地点。なんだか本当に胸に迫るものがあるしそれしか言いようが無いまま毎日聴いている。余計なことを1つ言うならば私が密かにBlurに向け続ける思いはOasisに対しては一切持っていないということ。
Tracklist:
A1. The Ballad
A2. St. Charles Square
A3. Barbaric
A4. Russian Strings
A5. The Everglades (For Leonard)
B1. The Narcissist
B2. Goodbye Albert
B3. Far Away Island
B4. Avalon
B5. The Heights Close