神出鬼没のBurial、〈XL Recordings〉両サイド共に13分前後にもなる怒涛のロングトラックを投下。『アサシン クリード ヴァルハラ』からサンプリングしたという"I am the high one/I am the lord of ecstasy"をきっかけに突入するレイヴィーでダークなブレイクビーツとBurialらしい不穏なシンセ。記憶、記録の断片を天邪鬼につなぎ合わせてプログレキシブルに展開するまさに悪夢の様な"Dreamfear"。圧巻は"Boy Sent From Above"で、「どう感じろというのだ」といいたい程に言語化不能なパラノイアが炸裂しており流石Burialだなあ、と2トラック聴き終えてぐったりしてしまった。が、ヘッドフォンで聴くとその細かなデティールに耳を奪われる一方で、この飴と鞭もBurialだなあ、と感動もしました。〈XL Recordings〉あるあるの大ショートにつきお早めに。
Tracklist:
01. Dreamfear
02. Boy Sent From Above