「The Strokes(1st期)とParquet CourtsとPavementとCAKEがスーパーバンドを結成!」ってんな事あるかいと思ったら本当にそうだった、Amanda Tannen, Greg Katz, Mark EdwardsによるトリオCheekfaceの2019リリース作にして何度プレスされてもレア化してしまうカルト中のカルト傑作4thプレス盤。サウンドはシンプルだが痛快極まりなく、何か説明をしようとすればするほどその行為が陳腐に思えてしまう。特筆すべきはフロントマンGreg KatzのLou Reed, Stephen Malkmus, Julian Casablancas然としたボーカルと、メタ視点からの社会観察、というパンクの古典的手法をアップデートし、アメリカの消費文化、無力で散漫なミレニアム世代の苛立ちや倦怠感をも映しだすリリックであろう(面白い比喩がてんこ盛りなので是非調べてみてください)。彼らの登場はスラッカーロックの地殻変動を意味し、今後ますますカルトする事は約束されたも同然の私ようやく手にしました限定盤。
Tracklist:
01. Dry Heat/Nice Town
02. I Only Say I'm Sorry When I'm Wrong Now
03. Still Life
04. Eternity Leave
05. House Shoes
06. Here I Was
07. Sexy National Anthem
08. Glendale
09. S.T.O.P. B.E.L.I.E.V.I.N.G.
10. Big Blank Distraction
11. Crud
12. Liar Island
13. Once A Day