シカゴの奇妙なインディーポップバンドDivino Niño待望の2ndアルバム。今作ではトランペットに同郷であるWhitneyのWill Miller、ラップスティールギターにTwin PeaksのColin Croomを迎えており、シカゴインディーシーンの強固な輪が感動的であるが、なにより驚かされるのはレゲトン、ハウス、ディスコ、トラップ、プリンス譲りのシンセポップの玉石混合である。その真の意味でのオルタナネイティヴィティーには90年代のBeastie BoysやBeckの登場すら思わせ、さらに「インターネット」というパンドラの箱無くしては生まれなかったであろう現時代性をも華麗にモノにしておりこりゃ爆アガり。The Gardenの一翼Enjoyが参加しているのにはあまりに妥当過ぎて笑ってしまった私的大偏愛即Buyの12トラック。
Tracklist:
A1. LSE
A2. Nos Soltamos
A3. Tu Tonto
A4. XO
A5. Toy Premiado
A6. Ecstasy
B1. Drive
B2. Miami
B3. Mona
B4. Especial
B5. Papelito feat. Enjoy
B6. I Am Nobody