失礼ながらまさかまたEverything Everythingにのめり込む事になるとは思いもよらなかった。とはいえデビューアルバム『Man Alive』から高度なバンドスキルと知性をもって、ロックとエレクトリックミュージックのハイブリッドを進化させてきたわけで、これまでにも他の追随を許さなかったのは事実である。新作は否が応にも肉体に作用するダンストラックが目白押しで、それこそバンド名の由来になったUnderworldを思わせる程である。彼等もまた、閉塞的な時世を打ち破らんと、決して芸術性を損う事なく快楽性を追求する道を選んだ、のだとすればそれは大成功だし、何より今作が彼らのキャリアベストアルバムといって過言では無いであろう私即Buy盤。
Tracklist:
1. Teletype
2. I Want a Love Like This
3. Bad Friday
4. Pizza Boy
5. Jennifer
06. Metroland Is Burning
7. Leviathan
8. Shark Week
9. Cut UP!
10. HEX
11. My Computer
12. Kevin's Car
13. Born Under a Meteor
14. Software Greatman