甘美かつ重層的なフィードバックギターノイズにクラウトロックのビート。LA発のジザメリチルドレン=Frothの4thアルバム。4枚目にしてついに確信を得たのか、本来ある彼等の実験性が惜しげも無く展開されているにも関わらずなんとも心地よい電子音とメロディに陶酔。サイケ、クラウトロック、スロウコア、シューゲイザーを万遍なくすくいあげながら、判り易いキラーチューンを避けアルバムに統一感をもたせる事に成功した紛れもないスルメ的最高傑作。尚一目瞭然だがカリスマフロント=Joo-Joo Ashworthは2014年サン・ローランのステージに立った事でその美しい佇まいを賞賛されてます。
Tracklist:
A1. Laurel
A2. Catalog
A3. Dialogue
A4. A2
A5. Department Head
B1. 77
B2. John Peel Slowly
B3. Xvaños
B4. Slow Chamber
B5. Syndrome